【多重知能理論】身体の表現者「アスリート」タイプ

今回は、才能発掘診断の「アスリート」タイプのご紹介です。

『才能発掘診断』は、Gifted Gazeが提供する、子どもの個性や才能を発掘する診断テストです。

親御さんがお子さんについての質問に答えて、お子さんがもともと持っている才能と非認知能力を推測することができます。

この記事では、才能発掘診断により大分類された9つのキャラクターの1つ「アスリート」タイプについて解説していきます。

『才能発掘診断』は、「多重知能理論(MI理論)」と「ビッグ・ファイブ」理論に基づき、子どもの個性と才能を科学的に発掘する診断システムです。

もともと持っているその人の知能特性と非認知能力を推測することができます。

アスリート

このタイプは、身体表現の潜在能力が高い傾向があります。

自分の考えや感情を身体で表現したり、物を作り変えたりすることが得意です。手先も器用なので、緻密な動作が求められるような芸術的な作品を作る才能にも恵まれています。

運動神経もよく、いろいろなスポーツをそつなくこなすでしょう。


ハワード・ガードナーの多重知能理論(MI理論)の中では、身体運動知能と呼ばれる知能が高いタイプです。

身体運動知能(bodiy-kinesthetic)は、陸上競技者、ダンサー、振り付け師などに見られる体の動きの機敏さ、優雅さ、バランスなどの制、踊ったり、ボールを投げたり捕えたりする運動に対する能力である。この身体運動知能は、スポーツ界での活躍が実益に結びつきやすいため、才能としては誰もが認めてはいたが、知能とはされていなかったものである。

「ハワード・ガードナーの多元的知能理論(MI理論)および芸術的知能概念の教育実践における意義」(池内 慈朗)P17抜粋

では、世界の偉人ではどんな人がアスリートタイプだったのでしょうか?

公開情報や史実を元に、才能発掘診断でタイプを分析してみました。

トーマス・ジェファーソン
:アメリカ合衆国の第3代大統領であり、建築家としても知られています。彼は身体活動に関心が高く、特に馬術に優れていたとされています。

ウィンストン・チャーチル
:第二次世界大戦中の英国首相として知られています。彼はポロや絵画など、身体的な活動を好んで行っていました。

ナポレオン・ボナパルト
:フランスの軍事的・政治的リーダー。彼は驚異的な身体的持久力を持ち、長時間の軍事行動にも耐えうる体力を有していたと言われています。


今度は学習スタイルについてご紹介します。

アスリートタイプは、以下の学習特性を持ちます。

  • 体を動かすことや実際に手で触れることを通して学ぶのが得意
  • 視覚や聴覚だけでなく、身体全体を使って学ぶことで、情報をより深く、効果的に理解できる

つまり、実際に何かを体験したり、手を使って作業したりすることで、新しいことを学ぶのが楽しくなるのです。


  1. 動きながら学ぶ方が集中できることが多いです。学習の時間にも、身体的なゲームを取り入れるなど動きを取り入れると良いでしょう。特に数学や言葉の概念を学ぶ際には、読み書きの際に手や定規で文字をなぞったりする物理的な動作を取り入れることで作業がしやすくなります。
  2. 実践的な活動や体験を多く取り入れてみてください。公園での自然観察や、ものづくり、料理など、実際に体を動かして楽しみながら学ぶことができる活動がぴったりです。
  3. 変化のある環境での体験を通じて情報を吸収する傾向があるため、科学の実験など、実際に自分で取り組んでみたりする機会があると、その体験から吸収する情報がより多く深くなります。
  4. 複数のことを同時に行うのが得意なので、散歩中にポッドキャストやオーディオブックを聞くのもおすすめです。

身体を使った活動や手先の器用さを活かすことで、学習内容をより深く理解し、記憶に定着させることができます。

能力を尊重し、身体を活用した多様な学習方法を提供することで、学習効果を最大限に高めましょう。

才能発掘診断は、Gifted Gazeが提供する、子どもの才能や特性を発掘する診断テストです。

親御さんがお子さんについての質問に答えて、「多重知能理論」(「MI理論」)に基づいた知能特性と、非認知能力を推測することができます。

才能発掘診断で、お子さんの個性や才能を見つけてみましょう。

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