今回は、才能発掘診断の「コミュニケーター」タイプのご紹介です。
才能発掘診断とは
才能発掘診断は、Gifted Gazeが提供する、子どもの個性や才能を発掘する診断アプリケーションです。
親御さんがお子さんについての約100問の質問に答えて、もともと持っている知能特性と非認知能力を推測することができます。
本記事では、才能発掘診断により大分類された9つのキャラクターの1つ、「コミュニケーター」タイプについて解説していきます。
才能発掘診断のキャラクターは知能バランスと非認知能力によって800通り以上の結果があります。そのため、この9つのキャラクターはあくまでも大分類である点ご留意ください。
コミュニケータータイプとは
概要
このタイプは、「コミュニケーター(意思疎通を図る人)」の名の通りコミュニケーション能力が高く、他の人の感情を敏感に感じ取ったり、何を意図しているか察知することができます。
正義感と仲間意識も強く、クラスやグループの活動ではリーダーシップを取ることも多いです。本人の発言や行動により、周囲の士気を高めたりすることもできるでしょう。
多重知能理論(MI理論)
ハワード・ガードナーの多重知能理論(MI理論)の中では、対人的知能と呼ばれる知能が高いタイプです。
対人的知能(interpersonal:knowledge about other persons)は、政治家、販売員、宗数リーダーに見られる、他者に関する知識、他者の気分、気質、意図に気づいたり、理解したりするなど人間関係の理解能力であり、私見では、今、問題のいじめは、このドメインでの知能の発達と関係があると思われる。
「ハワード・ガードナーの多元的知能理論(MI理論)および芸術的知能概念の教育実践における意義」(池内 慈朗)P17抜粋
コミュニケータータイプの著名人
・マハトマ・ガンディー:インドの独立運動家で、非暴力と共感に基づくリーダーシップで多くの人々を動かしました。
・マーティン・ルーサー・キング・ジュニア:アメリカの公民権運動のリーダーで、彼の対人スキルは平和な抗議活動を成功に導きました。
・マザー・テレサ:他人への深い共感と愛を示し、人道的な活動で多くの人々に影響を与えました。
・ネルソン・マンデラ:南アフリカの政治家。彼のリーダーシップや交渉スキルは、彼の対人的知能の高さを示しています。
・福沢諭吉:教育者、啓蒙思想家。彼は人々を教育し、啓発することで社会に大きな影響を与えました。
・エレノア・ルーズベルト:アメリカの第一夫人、人権活動家。彼女は社会改革や人権のための外交努力において、卓越した人間関係のスキルを発揮しました。
歴史上の実績や功績、公開情報などからこの知能が特質であると推測された著名人であり、実際に「才能発掘診断」による診断を行ったわけではありません。
コミュニケータータイプの学び方のヒント
概要
人と関わったり実際に体験することを通じて、より効果的に学びます。
他の人とコミュニケーションを取りながらアイデアやコンセプトについて話し合うことで、考えを深め、理解を深めることができます。
他の人との共同作業は学習において重要なポイントとなります。